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2015年3月20日金曜日

「エンジェル」無料キャンペーンのお知らせ

 ただ今エンジェルの無料キャンペーンを実施中です。本作品は人類創造論を礎石とし、創造主である神々がその太古、人類に施したある仕掛けに起因する人類滅亡の危機と、それに立ち向かう人間達の戦いの物語です。
 その「ある仕掛け」というのは他でもなく遺伝子操作であり、巧妙に仕組まれたそれは、数千年後の現在に至って初めて起動するという恐ろしい代物です。その仕掛けは人類の細胞核DNAに施されており、それを回避する鍵はミトコンドリアにあります。

 奇しくも本作品に登場する人類救済の最終手段が、つい最近、英国で合法化されました。それは以下のものです。

「親3人」の体外受精技術が英国で合法化、来年にも実施へ



早ければ2016年の秋「3人の遺伝子を受け継いだ赤ちゃんが誕生」することに! 遺伝子疾患予防のための卵子核移植導入を認める法案が成立


 詳細は記事を読んでいただくとして、簡単に言えば、「異常のあるミトコンドリアを、健康なそれに交換する」というものです。当然そこには倫理的な問題が存在し、これまでは公には施すことの出来ない手法だったのです。(記事にあるとおり、両親に加えてミトコンドリアの提供者が3人目の親になるのです)
 
 興味を持たれた方はぜひ、以下より作品を入手して読んでみてください。遺伝子に興味のない方にも愉しめるよう、出来るだけわかりやすく解説したつもりです。キャンペーンは月曜日の夕方5時までです。よろしくお願いいたします。

追記) 「電子書籍の窓」さんに小生のインタビュー記事を掲載していただきました。




電子書籍の窓(書評あり)



2015年2月26日木曜日

Googleの人工知能、これはアンドロイドのはじまりなのか――


本日のニュースから――

Google、「DQN」という人工知能を開発、ゼロからゲームをプレイして自力で攻略方法を見つける 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150226-00000119-impress-sci

”米Googleは、深層強化学習(Deep Reinforcement Learning)アルゴリズムを用いた人工知能「DQN」を開発したと発表した”

 なんと、今度は人工知能です。何を間違ったか名前が大変なこと(DQN)になっていますが、まあそれは置いておいて、いよいよ人類の終焉に向かった最終章が始まったのかも知れません。
 ところで、この”累積報酬を最大化するためにどのように行動すべきかを規定する機械学習フレームワーク”、しかも”スケーラブルに組み合わせた「Deep Neural Networks(DNN)」”――
 どこかで聞いたことがありますね。そう、ジミーです。えっ、そんな名前聞いたこともない?

 とても残念です。今すぐ知ってください。GoogleさんにはDQNなんていう恥ずかしい名前じゃなくて、Jimmyにしてもらいたかったものです。そうすれば僕の本だって少しは売れ……

 


 買ってね!

2013年9月13日金曜日

神話に隠された、ちょっと面白い話

 世間がiPhoneで盛り上がっている中、スマホからガラケーに戻そうかと真剣に悩んでいる、ガラパゴス野郎の如月です。

 さて今日は神話にまつわる、ちょっと面白い話を。その神話というのは、あの有名なギルガメシュ叙事詩っていうやつです。古代シュメール遺跡から発見された神話なわけですが、その物語の主人公であるギルガメシュが、とても興味深いんです。

『ウルクの城に生まれたギルガメシュは、神々の恵みを受け立派に成長して王となるが、国民に乱暴を働くようにる。それに困った人々に救いを求められた神々が、ギルガメシュのライバルとしてエンキドゥを創造する。
 最初二人は対決し闘うが、やがて二人は無二の親友となり、さらには怪物退治をして国の英雄となった。
 その後ギルガメシュは女神イシュタルに誘惑されるもそれを断り、怒ったイシュタルは、巨大な天牛を差し向ける。二人は力を合わせてこれを退治するも、その呪いのせいか、エンキドゥが病に倒れ、衰弱して死んでしまう。ギルガメシュは親友の死を悲しみ、死を恐れるようなり、そしてついには不死を求めて旅に出た』

要するに、人間離れした力を有しながらも寿命に限りある彼が、(神のような)永遠の命を求めて冒険をする物語です。

 ちっとも面白くねーじゃねーか

 最後まで話を聞いてください。ものには順番というものがあって――

 早くしろよ、ぼけっ

 わ、わかりました。実は面白いのは物語そのものではなく、ギルガメシュの生い立ちなのです。叙事詩によれば、彼は母親が神で、父親が人間となっています。ところが一方では、三分の二が神で三分の一が人間、という記述もあるのです。どうでもいいことかもしれませんが、とても引っかかるのです。ハーフなら、両方とも二分の一だろうが、と。そこで遺伝子の出番なわけです。

 大丈夫かよ、おっさん……

 黙ってろ、タコ野郎。で、遺伝子なんですが、それを構成するのはDNAです。皆さんも学校で習った、いわゆる二重ラセン構造ってやつです。でも、実はこのDNAには二種類の、まったく異なるものが存在します。一つが核DNA。これがメインのやつで、一般にDNAというと、こいつを指します。そしてもう一つが、ミトコンドリアDNA。そう、かの有名な小説、パラサイト・イヴに出てくる、あいつです。
 
 では、それぞれの役割はというと、核DNAの方は人間の基本的な動作をつかさどます。その一方でミトコンドリアは、細胞が活動するためのエネルギーを生成しているんです。たとえて言えば、人間の中の発電所のようなものです。まあいずれにしても脇役的な存在には違いなく、まるで僕の人生を転写したような――

 おめーの話なんて聞いてねえよ

 大変失礼いたしました。話を戻します。

 で、面白いのが、その遺伝の仕組みなんです。核DNAは両親から受け継ぎますが、実は、ミトコンドリアDNAは母親からしか受け継がないんです。パパのミトコンドリアDNAは完全に無視されてしまうわけです。と、

 もう頭のいい読者はおわかりですね
 
 わからない? それは残念です。でも心配なさることはありません。景気も上向きだと聞いています。多少頭が悪くたって、何とか生きていける世の中になるんじゃないでしょうか。

 で答えですが、子供が受け継ぐ遺伝子には3つあって、1つが父親の核DNA、1つが母親の核DNA、そして最後が母親のミトコンドリアDNAなわけです。だから、父親から受け継ぐのが三分の一、母親から受け継ぐのが三分の二。神話の話にピッタリ合致しますね

 ここからは百パーセント、僕の推測です。

 寿命を決める因子は核DNAの中にあって、彼は神と人間の中間を受け継いだのでしょう。不老不死ではないけれど、それなりに長生き。でもパワーは桁違い。なにしろ神である母親のミトコンドリアDNA――つまりスーパーチャージャーつきハイパワーエンジンを得たわけですから。

 これですべてのつじつまが合いましたね。

 無理やりじゃねえかよ――

 悲しいですね、夢を見れないバカヤロウって。

 と言うことで、最後に少し宣伝を。僕の小説のいくつかは、このような夢のある神話を題材にしています。それは以下の3作品です。

 【聞かせてくれ、命の調べを】
 【優しい悪魔】
 【出来損ないの天使】

 但し断っておきますと、神話には確かに夢がありますが、僕の作品に夢があるかどうかは、保証しかねます。もちろんクレームは受け付けますが、

 消費者庁にはタレこまないでくださいね

 

2013年9月8日日曜日

出っ張った耳に思う、ダーウィン先生のこと

 「今日飲まなくていつ飲むんだ」と、土曜日出勤を終えた僕は無理やり理由をつくって、今日泥酔モードです。といっても、いつもほどには、愉しくはありません。つい今しがた見終えたトータル・リコール (2012年リメーク版)のせいで、とても虚しい気分に浸っているのです。

 リメークじゃなくて、改悪じゃん……

 とそんな愚痴はおいておいて、昼は会社、夜は酒に映画にブログ。このおっさんはいったいいつ小説を書いているのでしょうか? 答えは言うまでもなく、

 ちっとも書いていませんとも!

 いばるなよ、じじい……

 と前置きはこれくらいにしておいて、今日の話題は、緊迫したシリア情勢が世界経済にもたらす影響――

 うそです。ちょっとかっこつけたかっただけです

 気を取り直して本題へ。今日の話は、です。
 えっ、どうして耳なの? よくぞ訊いてくれました。それを説明するには、今日の僕の会社での経験からお話をしなければなりません。
 今日は朝から会議でした。いつものように最後列に陣取り、何かを悩むような難しい顔を無理やりつくった僕は、さっそく船をこぎ始めました。そしてしばらくして、まるでナイアガラの滝から落ちるような衝撃に、思わず目を覚ましたのです。そのとき僕の霞んだ視界に、みんなの耳が見えました。誰にも彼もにも、横に出っ張った耳がくっついています。まあ当たり前のことなんですけれど、それをただ当たり前だと思っていたら、せっっかくの人生が愉しくありません。

 いや、別に愉しいけど……

 「…………」
 もう少しで椅子から転げ落ちるところでした。と、気を取り直して、凡人の意見は無視して話を進めさせていただきます。
 さて、耳ってやつは、もちろん音を聞くためにある器官です。そしてそれは、とてもよくできているのです。集音に最適化された朝顔のような形状、周波数を的確に捉える、プルプルした質感。実によくできています。まさに長い年月をかけて得られた進化の賜でしょう。
 まあ、普通であればこれで納得してしまう話なのですが、すっかりボケてしまっている僕は、はたと疑問に思ったのです。

 おかしいじゃねえか――

 何がおかしいんだよ? はい。それは、進化論です。皆さんよくご存じのダーウィン。あのガラパゴスです(ガラケーとはまったく関係ありませんよ)。
 ダーウィンの唱えた進化論、つまり自然選択説の基本は、突然変異がもたらす多様性と選択、です。耳に例えるならば、よく聞こえるように目的を持って進化したわけじゃなくて、突然変異を繰り返すうちに、たまたまよく聞こえる耳の形状を持った種が存続した、と言うことなのです。

 ほんとかよ……

 と、思わず言いたくなるのは、僕だけじゃないはずです。乱数表を回してランダムに突然変異を発生させれば、頭の上や、足の裏に耳のある人間が生まれるかもしれません。形にしてもそうです。蓮のようにでっかいやつや、ラッパのように出っ張ったやつがいてもおかしくはありません。でも、誰の耳も、みんな同じ場所についていて、おんなじ形をしているのです。ダーウィンの説に従えば、少しでも違った者は淘汰されてしまったことになります。

 おかしいでしょ、ダーウィン先生

 そもそも、お腹に耳がついてる人間の化石や、ラッパの形をした耳を持った人間の化石なんて、見たこともないですから。

 じゃあ、お前の意見はどうなんだよ?

 よくぞ聞いていただけました。ありがとうございます。僕の意見は、百年も前から変わりません。”多様性と選択”なんてまったくの戯れ言で、真実は、

 プログラム

 なのです。最初からそういう耳になるように、遺伝子に、誰かがプログラムしていたのです。お尻に耳のついた人間が淘汰されたんじゃなくて、そんな設計図がもともとなかっただけなのです。

 バカだとお思いでしょうが、実際、バカです。毎晩こんな妄想を膨らませながらニンマリと宙を見つめる、とても危ないバカです。しかも黙ってりゃ良いのに、つい、口が滑ってしまうんです。でも、悪気があって言ってるわけじゃないんです。だから、

 ぜったいに警察などには、通報しないでくださいね