2013年10月18日金曜日

KDPが上陸して1年が経とうとしています

 実はまだたったの1年なんですね。言われるまでまったく気づきませんでした。それにしても、とても長い一年でした。電子書籍に対する過剰な期待から始まって、そして挫折を経験し、今は次第に落ち着き場所を見つけ始めているといったところでしょうか。いずれにしても、紙や電子を問わず、出版という業界そのものが縮小していることだけは間違いないのではないでしょうか。

 読者の数は限られていて、各人が読む書籍の数にも限りがある。数的なパイがさほど変わらないのに、消費者単価はどんどん下落する。市場が縮小するのは当たり前ですね。そして当たり前のようにその被害を被るのは、物理的媒体に関わる人たち、すなわち、印刷・製本・販売店の人たちでしょう。

とても寂しいことです

 でもこれだけはどうしようもありません。結局は、音楽業界の辿った道をなぞるようにして突き進んでいるということなのでしょう。

 そんな中で、僕たち個人作家はどうなっていくのでしょうか? 聡明期とも言えるこの一年は、とても素晴らしい年でした。かつては誰にも読んで貰えなかった本が売れ、各所で書評を貰い、この先のバラ色の世界に夢を馳せた年でした。でも僕は、

それもそう長くは続かない

 と思っています。電子化による価格下落で、次第に商業出版の作品と個人出版の作品との価格差は縮まっていくでしょう。そんな中、限られた時間で読む本を選ぶ上で、敢えて無名の個人作家の作品を手に取る人は、ごく少数なのではないでしょうか。実際、最近はそういう雰囲気が感じられるようになってきました。例えは悪いですが、ジャンクフードに飽きて、そろそろまたレストランに戻ろうかな、といった。

 でも、個人作家が活躍できる可能性がないわけでもないと思います。鍵を握るのは、僕は評論家だと思っています。特定の利権に染まらず、無理に持ち上げることもせず、思ったことをズバッとストレートに切り込む。読者はその書評を読み、納得した上で個人作家の作品を読む。この納得感が信頼を生み、マニアックな探究心がニッチなマーケットを創造する。そういった中からブレークする作家や作品も生まれ、それがまたそのニッチ市場を刺激する。

 だから、この場を借りて是非ともお願いしたいのです。読書好きのあなた斜め視線の嫌な奴のあなた

今こそ、個人作家の評論家として大成するチャンスなのです

 ブログをつくって書評を書いてみてはいかがでしょうか? 個人作家の作品を評論する人はまだ少数です。今こそが、いや、今しかありません。もちろん結果の責任は負いませんし、僕の作品の悪口だけは書かないでくださいね

――結局それかよ・・・やっぱり、最低な奴だな

 小説書くのをやめて、評論家になろうかと思い始めた如月でした。

2013年10月16日水曜日

アロマテラピー

 台風による悪天候をいいことに十時過ぎに出社したら、何事もなかったように皆が仕事をしていて、今日はとても気まずい思いをしてしまいました。それにしても日本人、生真面目すぎます。まあ、そこがいいところなんですけれどね。

 さて、新作の発表も無事終えて、今は少し気が緩んでいます。こういうときは、酒を飲みながら”アロマ”の香りに耽るに限ります。そう、アロマオイルです。何を隠そう、実は私、アロマ・フェチなのです。

おまえのフェチ自慢なんてどうでもいいよ・・・

 
 ・・・さて、どのくらいフェチかというと、このくらいです



 大したことないとおっしゃられる方もいるかとは思いますが、そんなあなたは、

きっと病気です

 さっそく明日にでも病院に行った方がいいでしょう。といっても、僕にはその必要はありません。なにしろ、自分が病気であることをしっかりと自覚していますから。

 で、今日の話はというと、”なぜ人は香りに幸せを感じるのか”という、とても深い話です。アロマに限らず、世の東西を問わず、人類は太古より様々な香りに惹かれ、香りと共に暮らしてきました。その理由を簡単に言ってしまえば、”癒やし”であったり、”恍惚”であったり、あるいは宗教的な儀式における、いわゆる”トリップ”効果であったりするわけですが、(とりあえずトリップはおいておいて)なぜ人は香りに癒やしや幸せを感じるのか、そこのところを考察してみたいと思います。

 一般的に言われているのは、アドレナリンドーパミン、あるいはセロトニンといったホルモン(カテコールアミンという化学種に分類される)の分泌を促進する、というものです。こいつらが中枢神経に作用して、人をいい気持ちにさせるというわけですね。なんとも素敵なやつらです。と、喜んでばかりはいられません。それじゃあ、薬物とかわらないじゃないか――

 さっそく調べて見ました。その結果、

実はよくわかっていないようです

 しかも怪しい煽り文句がやたらと目立ちます。例えば「依存症にはアロマテラピーで癒やしを」とか。科学的根拠なんてもちろんありません。もう売りたくてしょうがないといった感じですね。

どこかにもいたな、そういう物書きが

 ・・・結論から言うと、よくわかりません。でも決して安心もしていられないようです。もちろん僕は続けます。なにしろ、あんなに買い込んじゃったわけですから。もったいなくて捨てる勇気もありません。

 ということで、まったく役にも立たない話になってしまいましたが、安易に快楽を求めることは常にリスクと背中合わせ。それだけは注意した方が良さそうです。

えっ、いまいちピンとこない?

 わかりました。そういう人には、この本がおすすめです。賢明なる読者ならもうおわかりですね。そう、除妖師IIです。実はこの作品の副題は、「快楽の代償」なのです。薬物の恐ろしさに斬新なるメスを入れた、今話題の問題作ですね。

お、おいっ・・・

 ただし残念ながら、この本だけを読んだだけではなんのことやらさっぱりわかりません。そんなあなたにおすすめなのが、第一話目の除妖師です。これであなたの素敵な未来も約束されたに等しいでしょう。

今度はマルチ商法かよ・・・

 いえ、違います・・・幸せ宅配便なのです。たったの¥349で幸せが買えると思えば、安いものです。ということで、なんだか新興宗教のいかがわしい霊感商法みたいになってきたので、これでやめておきましょう。要するに、今日は自分のアロマ自慢をしたかっただけなのです。

ほんっと、最低なクズだな

2013年10月12日土曜日

新作発売のお知らせ

 このたび、新作「除妖師II」を発表いたしました。




 本作は、あの大好評だった

嘘付け

 ……やや好評だった前作「除妖師」の続編で、主要登場人物はそのままで、前作を遥かに超える力を持った妖術師たちが暴れまわります。脱法ドラッグを題材に、人間の魂や、愛憎に対する小生なりの疑問を投げかけた作品です。といっても、答えはありません。

だめじゃねーか

 そう、だめです。でもダメな人間が書いたのですから、ダメで当たり前です。それに薀蓄めいた説教や押し付けの意見を書くつもりは毛頭ありませんし、書こうと思ったって書けません。なにしろ頭の中はアルコールが蔓延していてほとんど壊死状態ですから。

 本来であれば、さらに続編を、といきたいところですが、本シリーズは本作を持って一旦終了とさせて頂きます。理由は聞かないでください。

不評だったからだろ

 ……違います。長編を1作書き上げるのに3ヶ月、仕事以外の時間のほとんどを費やし、途中で投げ出したくなることも多々あります。それを克服して書き上げる為には、モチベーションが必要なのです。でもシリーズものの場合、これがとても難しいのです。以前も書きましたが、1作目が売れなければ2作目は絶対に売れないわけですから。正直、今のままモチベーションを維持する自身はありません。

だから、売れなかったんじゃねーか

 ……とても残念です。いつか日の目を見るようなことがあれば、3話目以降に取り掛かりたいと思います。(すでに3話目のプロットは作成済みで、本来であれば最低でも4話まで書くつもりだったのです)

 さて次作ですが、実はまだ決まっていません。クリスマスに向けて少し短めの恋愛物もいいかな、とか、ブレードランナーのような幻想的なSFもいいし、あるいはノルウェーの森のような自己回想的な文学作品も面白いな、とか色々思案中です。

むりだよ

 ……重要なのは、チャレンジ精神です。かのジョブス氏もそう言っていました。(たぶん、嘘です)
 とにかく、もう少し考えてから決めたいと思います。なにしろ、一旦決めれば3ヶ月間もの貴重な時間を費やすわけですから、納得がいくまで妥協はできません。(実際、過去3作もゴミ箱に捨てる羽目になりましたから)

 ということで、新作「除妖師II」をよろしくお願いいたします。なに、前作をお読みでない?

それはいけませんね

 さっそくアマゾンで購入しましょう。ちなみに、近いうちに前作の無料キャンペーンを実施しますが、もちろん今すぐ買って頂いてもかまいません。いや、むしろ買っていただきたい。(¥99ですし)


買わねーよ

 とても残念です。じゃあ無料キャンペーンまで待って、ダウンロードでもしやがれ――いや、してください。

 いずれにしても、今夜は、とても酒が美味いのです