2013年10月29日火曜日

祭りの後 -KDP無料キャンペーン、後日談-

 ここのところ急に寒さが増し、1ヶ月くらい暦をスキップしたような気候になりました。
 さて、先日終了しましたきんどうさん主催の第3回一斉無料キャンペーン『Kindle1周年杯』ですが、2日間でのDL数が約520と、僕にすれば出来過ぎとも言える結果に終わりました。ランキングが3位となっていますが、実際は4位です。終わり際にたまたま晴海さんを追い越してしまったためで、総DL数では圧倒的に劣っていますから。(ちなみにNo.1の晋太郎さんは800超えらしいです。恐ろしい話ですね)

 さて先日も述べましたように、問題なのはその後です。ではどうなったのか? 以下が、キャンペーン後の(現時点での)販売数(概数)です。

          2日後  3日後   4日後 ・・・ 6日後  7日後
 □ 除妖師    35冊   50冊   57冊     79冊   96冊
 □ 除妖師II    12冊   21冊   24冊     32冊   39冊

 ※青字は後日追記 4日目にして早くも完全失速状態に・・・
 ※と思ったら、6日目にまた少し盛り返し
 ※7日目、なぜか勢いが止まらない

 除妖師の35は、まあキャンペーン2日後としてはありきたりの数字ですが、問題なのは、除妖師IIです。除妖師のキャンペーンの520DLユーザーのうち、実際に読まれた方はおそらく50人程度と思われます。ということは、その続編である除妖師IIは、その50人のうちの僅か4分の1の方にしかご購入いただけなかったことになります。とても哀しい事実です。それにしても、なぜなのでしょう?

言わせるなよ・・・面白くなかったからに決まってんだろ

 とても残念です。連載ものというのは、知りたくもない事実を容赦なく露呈する恐ろしい悪魔ですね。しかし、悔やんでいても仕方がありません。事実は事実であり、おかげですっかり踏ん切りがつきました。次作は除妖師IIIをやめて、新しいジャンルにチャレンジすることにしました。テーマはずばり、

マッド・ファンタジー

 です。殺人を題材にしながらも、それでいてポップビビッドなファンタジーという荒技に挑戦するつもりです。これも連作ものにする予定すが、第一話を書き終えたらいったん除妖師IIIに戻るかもしれません。(実は除妖師はIIIから、世界を股にかけて弾けまくる予定だったんです)

未練がましい奴だな

 許してください。除妖師と除妖師IIを書き続けたこの5ヶ月間、すっかり主人公になりきっていただけに、簡単には諦めきれないのです。それに、作者の意図を超えて勝手にアドリブで暴れ回った登場人物たちにも、少なからず思い入れがあります。とは言っても、読んで貰えなければただのゴミです。いや、ゴミ以下です。ということで、次作こそは頑張ります。そして世間をアッと言わせてやります。

アーッ、と言われるのがおちだな・・・

 まるでわかっていませんね。毎度言いますが、重要なのはチャレンジです。まだ誰も経験したことのないような、ポップでビビッドな狂気の世界。これも3ヶ月でかき上げますので、是非期待して待っていてください。

P.S と、空元気で吠えまくっていますが、さすがに少し疲れました。できればしばらく冬眠していたい気分です。

0 件のコメント :

コメントを投稿