2012年10月21日日曜日

他人の意見に流されるというが

 日本人、特に最近の若者の欠点を表現する言葉として、「主体性のなさ」が取り上げられる。テレビや新聞、或いは周囲の人の大多数の意見を正論として受け入れ、自分で良否を判断しようとしない、というものだ。本当にそれが悪いことなのだろうか?
 確かに米国を代表とする狩猟民族系の諸国の人々は違う。しかし実はそれは心底に内在する驕りと利己主義が具現化したものであり、我々日本人にはあまりなじまない観念のような気がしてならない。
 植民地支配に奔走し、異なる文化を一切受け入れず自身の思想や習慣を強引に押し付け、今尚も彼らに同調しない国家や民族を弾圧し攻撃し続ける。自身の考えに自信と誇りを持つ事の結果が、これであるのかもしれないのだ。 -続く-

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