2013年1月30日水曜日

無料キャンペーンを開始しました

出来損ないの天使、無料キャンペーンを開始しました。本日より二日間です。

2013年1月28日月曜日

書評

 アマゾンで、とある読者の方に身に余る書評をいただいた。その書評とは、一言でいえば、「とてもおもしろい」というものだ。小生にとって、これほど励みになる応援のメッセージはほかにない。
 元来「文学」というものにまるで興味のない小生にとって、小説とは、エンターテイメント以外の何物でもない。ポジティブな感動、それだけがすべてなのである。その世界を極めているからこそ、浅田次郎さんや奥田 英朗さんを信奉してやまないのだ。気付かないうちに読者を引き込む絶妙な表現とリズム。細微に至り演出されつくした物語の舞台、そして心躍るダイナミックなストーリー。

 インディーズ(と言えば聞こえがいいが、要するにアマチュア)作家の小生にとって、小説を書きそれを世に出すという行為の目的は、読者に感動を与えることである。(もちろん、いつかこれを生業にしたいという野望は捨ててはいないけれど) そんな私にとっての執筆の原動力は、読者の感動である。思えば今から2年前、小生が執筆を始めて初めての作品を数名の友人に披露した。彼らはこぞって言ってくれた。「面白いじゃないか」と。とても嬉しかった。そしてあれがすべての始まりだった。(もしかすると、大きな誤りの始まりだったのかもしれないが)

 ここ最近は、まるで読者の反応というものに出会うこともなく、たまに目にするものは辛辣なものばかりであった。もちろん、それはそれで励みになる。いつかもっといいものを書いて感動させてあげるさ、と。しかしそれだけで寸暇を惜しんで続ける執筆活動には色がない。小生言わせればそれは、ストイックを楽しむマディストに近い自己陶酔にしか過ぎないである。

 もう一度話を戻すと、今小生は、がぜんやる気にあふれているのである。それに加えて、緊張感もある。つまらない作品を出すわけにいかないな、という。これもまた、一つのやる気に他ならない。
 ありがたい書評を投稿いただいた方に、この場を借りて感謝の言葉を贈りたい。

 ――失望させないように、頑張ります

2013年1月26日土曜日

「聞かせてくれ、命の調べを」 新しい表紙

 遂に完成。我ながら悦に入る、自画自賛。来週更新して、無料キャンペーンンを実施する予定。


Windows8で大問題が・・・ハイフンや三点ダッシュの縦書きができない

 自宅PCをWindows8に変えたのだが、とんでもない問題に直面してしまった。それは、「ハイフンや三点ダッシュの縦書きができない」というものだ。以前書いた小説もことごとく化けてしまっている。小説書きにとっては致命的である。
 具体的にどうなるかというと、以下のようになってしまうのである。









 最初はMS Wordの問題かとも思ったが、OpenOfficeでも同様の現象が起きるので、もしかするとOSの問題ではなかろうか――ということでネットで調べるうちに、以下のサイトを発見した。

マイクロソフト・コミュニティー

 やはりOSの問題であったようだ。しかも驚いたことに、まだ解決していないようなのだ。酷い話である。こういう大問題を公表もせず、しかも何か月もの間放置していることが信じられない。(小生などはMS Wordの問題だとばかり思ってアプリをインストールしなおすところであった)

2013年1月24日木曜日

出来損ないの天使の無料キャンペーン、大好評

 出来損ないの天使、アマゾンKindleストアの無料本で37位にランクインしました。あまりの売行き(?)に本人が驚いています。

2013年1月23日水曜日

無料キャンペーン開始 -出来損ないの天使-

今夜から2日間です。右のリンクよりどうぞ。

 いったい何のために生まれてきたのか……私利私欲の道具として創られた一人の出来損ない、絶望の淵からようやく彼が見つけたのは――
 1万2千年もの長き眠りから覚めた”神”ミカエル、一人この星に取り残された彼が目にしたのは、変わり果てた地球の姿だった。もう一度楽園を取り戻すべく、彼は悍ましい計画を企む。粘土細工のように創られては捨てられる出来損ないの生き物たち。龍介もその中の一人であった。生まれ孤島を離れ、彼が辿りついたのは日本。人間の欲に翻弄され自らの哀しい出生を恨み憎む龍介は、再び逃げるようにして生まれ孤島へ。そこで彼を待ち受けていたのは……

2013年1月20日日曜日

2013年1月16日水曜日

W-8BEN提出(アマゾンKDP)

 アマゾンKDPで電子書籍を販売すると、米国での源泉所得税30%が課税される。だからと言って日本国内での課税を免除されるわけではない。つまり、二重の税金が科せられるのである。。明らかに違法行為だと思うのだが、当局には逆らえない。しかしこれを回避する方法がないわけではない。それが表題の「W-8BEN提出」である。W-8BENというのは、米国非居住者用の免税書類のことである。つまり、自分が米国の居住者ではないことを証明すれば、米国での30%の源泉課税を免れることができるというわけだ。
 言葉で言うと簡単なように思えるかもしれないが、実はこれが結構厄介なことらしい。問題なのは、W-8BENを提出する際に必要な「EIN」という番号の取得だ。EINというのは「 Employer Identification Number」の略で、米国での法人番号のことである。米国で事業を営み、且つ租税条約の恩恵を受けるために必要な番号、ということらしい。どうやらアマゾンKDPでの電子書籍の販売は(アマゾンがそうしているわけだが)日本ではなく米国で営業をしていることになるようだ。そしてその際、日本のように租税条約に加盟している国に住んでいるものは、先述の手続きを踏むことにより30%の源泉課税を免除されるということのようだ。
 ところが、このEINの取得というのが思いのほか厄介らしい。難解な英文を理解して申請フォームを埋めるのもさることながら、少しでも記載ミスがあると却下され、尚且つ却下されたことすら通知が来ないらしい。つまり放置プレイというわけだ。勿論小生がそんなことを知るはずもなく、あくまでもネットで収集した情報であるが。

 小生の選んだ道、それは他人任せである。実はこのEINの取得、代行業者が結構存在するのである。多くはどうやら税理士が行っているらしい。小生が依頼したのも税理士である。通常メニューと特急メニューというのがあって、特に急がない小生は通常メニューでお願いした。(料金2万円)
 あっという間であった。こちらで記入する項目をわかりやすく指示いただき、埋めることわずか10分。そしてそれを代行業者に送信して、それから僅か1週間後にはEINが取得できたのである。

 EINさえ取得できれば、もうあとは造作もない。W-8BENに取得したEINとその他もろもろ(この記入方法はネットを調べればそう難しいことではない)を記載し、アマゾンUSに郵送。

 あとはアマゾンからのメールを待つばかりなのである。

2013年1月10日木曜日

IT環境改造計画

 最近とみに不満に思うことがある。それは、パソコンである。遅い、とにかく遅いのである。デスクトップもネットブックも。
 小生は遂に決意した。この劣悪な環境を改造しようと。しかも最小限の出費で。
 先ずはネットブック。買い替えも検討したが、それでは芸(金?)がない。そこで取り敢えずメモリを増量することにした。現在使用しているのはAcerの”Aspire One D257”というモデル。メモリは何と1Gしかない。これを2Gに増やすのだ。驚くことに、2Gのメモリは僅か1000円。デフレ万歳なのである。
 次はデスクトップ。これに関してはいくつか問題を抱えている。一つはCPUクーラー。昨日久しぶりに自作PCの蓋を開けてみて驚いた。CPUクーラーのFanが止まっているのだ。というか、死んでいる。どうりで動作が鈍くなったわけである。従って、先ずはCPUくーらーの交換。併せて、メモリ(現在4G)を8Gに上げることを考えた。しかしこれには大きな壁が立ちはだかっている。それは、WinXP(32bit)の限界である。WinXP(32bit)は4Gまでしかサポートしていないのだ。それ以上を使用するには64bitOSに変更しなければならないそして決意した。この際Windows8の64bitへ移行しようと。
 と言うことで、CPUクーラー、Windous8、3TのHDD2台、4Gメモリを発注してしまった。

インタビュー記事

”きんどるどうでしょう”で、小生のインタビューが掲載されました。
クリック

2013年1月6日日曜日

<顧客目線をないがしろにしたビジネスの行先>

 マクドナルドの60秒ルールが話題になっている。この狙いはどうやら回転率の向上のようである。一方で、先般のメニューの撤廃は絞り込みによる効率アップであったと言われている。この2つから見えてくるのは、売る側の都合に偏重した収益第一主義である。
 回転率を向上するのはいいが、はたして急増した客を収容できるスペースは十分なのか? 今でさえ長居する客を露骨に追い返すような状態だというのにである。
 メニューを廃止しオーダーを絞り込むのはいいが、あれこれとオーダー前に悩むのも、実は顧客へ提供する”楽しみ”の一つであったとは考えないのだろうか?

 収益第一主義が鼻につき始めると、たちまち顧客離れが始まり、慌てて修復しようにももう戻ってはこない。”不潔”なイメージは一旦定着すると、払拭するのは容易ではないのだ。

2013年1月5日土曜日

円安の先にある罠

 円安のトレンドが止まらない。遂に1ドル88円を突破し、90円台も視野に入ってきた。国内製造業にとっては朗報である。このトレンドが継続し仮に100円を超えるようなことになれば、久しぶりの好景気に沸くことになるかもしれない。
 しかし諸手を上げて喜んでばかりはいられない。長らく続いた不景気の代償としてこの国の財務体質は瀕死の重傷患者のように脆弱になっている。これを放置したまま好景気に浮かれていると大きな罠が待ち受けているに違いない。それはハイパーインフレに、さらには財政破たん――すなわちデフォルト危機である。国債は暴落し金利は上昇、原材料・燃料の高騰が物価高を招き庶民の生活を圧迫する。
 円安で企業業績や国民の所得が回復すると同時に、税収を増やし赤字国債の削減に充当すべきであろう。さもなくば、小生が「ハンター」で描いたような暗い未来が待ち受けているかもしれないのである。

2013年1月1日火曜日

映画 「チョン・ウチ 時空道士」

 韓国映画である。録画して放っておいたのであるが、あまり期待もせずにそれとなく再生してみた。――驚いた。何というスーパーエンターテイメント! 星4つである。
 時は500年前、天上で幽閉されていた妖怪が地上に逃げ出す。そしてひょんなことからそれを向かい打つことになる不良の道士、チョン・ウチ。物語は時空を超え現代のソウルにその舞台を移し、まさに想像を超えた奇想天外なストーリーが展開される。
 
 幽玄な趣で味付けした映像が、物語をさらに幻想的な世界へと昇華させる。少しとぼけた主人公の振る舞いは、何処かあの「陰陽師」を連想させる。

 久しぶりに上質の(ややB級な雰囲気をも持ち合わせた)最高のエンターテイメントを堪能させていただいた。