2014年9月21日日曜日

スマホのカメラを遊び倒す

 みなさん、わんばんこ。さすらいのアマチュアカメラマン、如月恭介です。さてここのところ世間はすっかりiPhine6で盛り上がっておる模様ですが、あまのじゃくの小生のこと、ここはあえてぜんぜん違う観点からスマホの話をしてみたいと思います。今夜のお話は、ズバリ題目にあるとおり、スマホのチープなカメラを遊び倒す、です。
 チープとは言っても、最近のスマホのカメラはずいぶんと性能も上がってきており、けっしてバカにはできないレベルにまで達しております。かくいう小生の保有するスマホ(シャープのAQUOS PHONE ZETA SH-01Fっていう去年の秋モデルで、白ロムで2万8千円也@Amazon)も例に違わず、なかなか素晴らしいカメラを備えているのであります。おかげで最近はやたらと写真を撮りまくりせっせとTwitterあたりに投稿するも、ほとんどが華麗なるスルー状態で、少し寂しくもある今日このごろです。
 話を戻しまして、そのバカにできないカメラをもっと使い倒そうということで、じつは今朝ヨドバシカメラに出かけて、買ってきたのです。何を? これだす。


 Univerasal Clip lensという名前の、簡易型多機能外付けレンズです。そして実際の内容物がこれですね。クリップ式形状になっており、これでスマホのカメラの箇所を挟み込む仕組みです。



 ではさっそくスマホに取り付けてみましょう。


 こんな感じです。はっきり言って、あまりお洒落ではありませんね。でもいいんです。重要なのは、外面よりも中身です。では、その中身を確認していきましょう。

 このレンズには3種類の機能があって、それぞれ、1.広角、2.魚眼、3.接写、となっています。では順番に、それぞれの機能を確認していくことにしましょう。

 1.広角

 

 どうですか。奥行きが強調されていて、なかなかのものでしょう。

2.魚眼

 素敵な机まわりじゃありませんか。執筆にかける著者の情熱がひしひしと伝わってきますね。

3.接写

 

 愕きですね。とてもスマホのカメラで撮ったとは思えない出来映えです。ついでにもう一つ。



 いかがでしたでしょう。この素敵な「Univerasal Clip lens」という優れもの、なんとたったの2,160円也。アマゾンでも販売していますよ。




  ところが、アマゾンを徘徊しているうちに、僕はとても嫌なものを見つけてしまいました。それはこれです。



 どう見ても同じものにしか見えませんね。980円、いったいどういうことでしょうか? でも僕は決めました。このさい嫌なことは忘れてしまおうと。人間知らない方がいいことがたくさんある、僕が長年生きてきて学んだ処世術です。

 ということで、今日はここまで。それでは皆さんごきげんよう。

2014年9月13日土曜日

ネコも歩けば犬も歩く ―雑談-

 風が吹けば桶屋が儲かる。有名な言葉ですね、そう、風が吹けば屋根が飛び、雨が降れば雨漏りもする。桶屋が儲かるわけです。(ちがうだろ!)
 さて、今夜は少し高尚な話でもしてみようかなと思うわけです。皆さんはご存じでしょうか、こんななことわざを。あっと失礼、もちろんご存じでしたね。

 ネコも歩けば犬も歩く

 僕がこれを知ったのは、かれこれ30年ほど前になります。えっ、おかしいじゃないか、という読者さまの言葉もごもっとも、なにしろいちおう僕はまだ28歳だと、あちこちで触れ回っているわけですから。(じつは我がバカ娘にもそう言い聞かせているんです)

 きっととこれを見た多くの人は、「けっ、つまんねえギャグを飛ばしやがって」と思われたことでしょう。

 とても残念です

 あなたはなにもわかっちゃいない。わびさびも、それどころか、野を枯れはてさせるほどの風雪をも趣にかえる、美しき日本の文化を。いいですか、この言葉には、とても深い意味があるのです。たしかにネコは歩くでしょう。でも重要なのは、「犬も歩く」ことなのです。

 ネコは、例えて言うなら、著名な商業作家様です。彼らは書きます。小説を。あたりまえですね、それが仕事なんですから。でも、書いているのは彼らだけじゃないんです。売れない、いや、売れる才能のない、でも創作意欲だけは彼らに負けないたくさんのウンコ作家(失礼)が、その人生の無駄な時間を(またまた失礼)削って、書いているんです。凄いことだと思います。だから言いたい、いや、言わせて下さい。犬も歩くんです。だから、

 読んであげてね、彼らの作品も

 たいへん失礼いたしました。


 僕のも読んでね❤

 

2014年9月12日金曜日

お酒のお話 -ウィスキーのような焼酎-

 僕の仕える会社がいまちょうど決算期で、ここのところとても忙しいのです。じいっとエクセルシートと睨めっこをして、気づくと波打つ大海の上で、ゆらーりゆらーりと船を漕いでいるわけです。ハッとして起きては、また、ゆらーりゆらーり。まったく仕事が進みません。(う、嘘ですよ、社長さん)

 さて今週もいろいろなことがありました。自分たちが恐喝している様子をビデオに撮って、それを意気揚々とSNSで公開して捕まっちゃった、不思議な人たち。
 エボラ出血熱はその勢いを増し、実際の感染者数は二万人を超えているという観測もあるようです。そして先日のアップルによるiPhone6の発表。僕はまったく欲しいとは思いませんが、きっと売れるんでしょうね。それと同時に発表されたアップルウォッチには、さすがに驚かされましたとも。脈拍計測器の付いた無骨でダサい時計が349ドル(゜Д゜) しかもiPhoneを持っていないと使えないとか、草葉の陰で、ジョブスさんも鼻くそをほじっているに違いありません。

 ということで、なにを書こうかと考えながらなにも思い浮かばないままにここまで来てしまいました。そうだ、困ったときは、あれだ! ということで、今日もお酒の話を。

 じつは昨夜、とある集まりがあって、懇意にしていた友人のやっている銀座の料理屋に行ってきたのです。そして宴もたけなわ、「ちょっとこれ飲んでみません?」といって、透明な液体の満たされたグラスを渡されたわけです。「何だよ?」と、すっかり酔っ払って世界征服でもしたような気分でそれを口にした僕は、思わず、

 なにこれ!

 と思わず目を丸くしてしまいました。透明なウィスキー? それも新種のモルトウィスキー? いいえ、それはじつは麦焼酎だったのです。たしかに言われてみれば麦焼酎のような気もしてきましたけれど、そこいらの麦焼酎とはまったく別ものです。例えて言うなら、みなさんの住んでいるボロアパートと、帝国ホテルのスウィートルームほどの違いもあるのです。
 ラベルには、「長期熟成麦焼酎 吾空(gokoo)」とあり、ご丁寧にオススメの飲み方まで書いてあります。「ストレート、オン・ザ・ロック、水割りが最適です」

 なにもわかっちゃいねえな

 モルトウィスキー、それもちょう癖のあるモルトウィスキー、そんな幻想を覚えさせるこの酒にあう飲み方は、ズバリ、ハーフロックです。グラスに氷を満たし、酒を半分注ぎ、最後に水を半分。かるーくかき混ぜて、はいお終い。

 酒好きのあなた、騙されたと思ってぜひ試してみてください。もちろん、自己責任。

 苦情はいっさい受け付けませんから!


 

 おさけのうんちくを楽しみたいなら……


2014年9月10日水曜日

電書の価格と売れ行きの関係 -続き-

 まだ9月というのにすっかり涼しくなってしまい、無類の夏好きの僕としてはとても残念な限りです。
 さて、昨日告知したように、標題の続きをつらつらと書いてみようかなと。本当はもう面倒くさくなったんだけど、昨夜言っちゃったもんだからいやいや書いてんだよね、じつは。

 はっきりいって、少し売れたと言っても、毎日飲む発泡酒がホンモノのビールに変わったくらいで、じつはたいしたことないわけですよ。ただ不毛な毎日に嫌気がさして、少しでも変化を所望する、そんな病的とでも言おうか、昨日までとの違いって奴に飢えているわけですね、これが。

 ということで標題の話はもう終わりにして、今夜は、僕の好きなとある作品について語りたいと思います。それはこれです。

 孤狸庵閑話

 もちろん読者好きのみなさんならご存じですね。えっ、知らない? とんだすっとんちき野郎ですね。孤狸庵閑話と書いて、「こりゃあかんわ」。歴史に残るであろう名作です。もうずいぶん昔の作品ですが、まあ例えて言うなら、僕のバイブルなわけです。まだはなたれ小僧だったころ、涎を垂らしながら、ボロボロになった文庫本を貪り読んだものです。
 この作品、今で言うならブログのようなもので、日々のできごとをおもしろおかしく、巨匠の独特の語り口で綴ったエッセイのような代物です。芥川賞を受賞した作家とはとても思えない、おごらない、きどらない、かっこつけない、最高のエンターテイメント作品なのです。

 
 と言うことで今日もすっかり書き疲れてしまいました。では皆さん、良い夢を。



2014年9月9日火曜日

電書の価格と売れ行きの関係

 奇特な読者さま、お久しぶりです。Blogを、このまえいつ書いたかさえももう忘れてしまいましたよ。
 さて、今日は電子書籍の価格のお話です。じつは先日来、ある試みをしております。それは、変動価格制度ってやつの導入です。なんだそれ? と言って首を傾げたあなた、すでにどうしようもない落ちこぼれですね。資本主義社会の。でも好きですよ。そういうひと。

 話を戻して、では、変動価格制度っていうのは何なのか? 簡単ですね、まさに需要と供給の関係なわけです。かのケインズ博士の言った、「女将の見えざる手」ってやつです。良いものはよく売れ、それに払う対価も高くなり、逆に、良くないものはさっぱり売れなくて、ただでももらい手がなくなるっていうやつです。

 さて、僕はそれをアマ●ンで実行に移しましたとも。全作品を最低価格の99円にして、そこから売れた作品だけを徐々に値上げしていくわけです。それでどうなったか? 驚くなかれ、鼻から貴重な酒が零れんばかりの結果が得られたのです!

 相対的に高い作品の方が、よく売れる

 本当です。まず前提条件として、読者は僕の名前なんて知らないし、作品がどんなものかも知りようもない。なにしろウルトラニッチで、僕ですらよくわかっていないわけですから。だからなにを購入するかの選択の材料は、サンプルと価格と、アマゾンのレビューくらいしかないわけです。でもですよ、サンプルなんてしょせん走りの部分を読めるだけだし、得てして良作というのは、最初がぐだぐだで後半になって盛り上がるわけで、そんなことは賢明なる読者さまはとっくにご存じなわけです。じゃ、アマゾンのレビューは? 推して知るべし。50も100もレビューのついている巨匠ならまだしも、両手の指で余るほどしかないレビューに何の価値があろうかと。

 だからこそ相対的価格なんです

 きわめて性善説的な話になりますが、「この作品だけ高いのにはきっとわけがある」、そう思う紳士淑女もきっといるはずです。いや、いるんです。

 もっとたくさん書くつもりでしたが、酒もまわってきたし、すっかり書き疲れてしまいました。というこで、きょうはこれでお終い。続きはまたあしたね❤

(参考文献)

最高値の「エンジェル」がぶっちぎりで売れています。(といってもミミズの糞くらいのもんですけど)
http://www.amazon.co.jp/%E5%A6%82%E6%9C%88%E6%81%AD%E4%BB%8B(@KyouskeKisaragi)/e/B00A0IHXZC/ref=ntt_athr_dp_pel_1