2014年9月10日水曜日

電書の価格と売れ行きの関係 -続き-

 まだ9月というのにすっかり涼しくなってしまい、無類の夏好きの僕としてはとても残念な限りです。
 さて、昨日告知したように、標題の続きをつらつらと書いてみようかなと。本当はもう面倒くさくなったんだけど、昨夜言っちゃったもんだからいやいや書いてんだよね、じつは。

 はっきりいって、少し売れたと言っても、毎日飲む発泡酒がホンモノのビールに変わったくらいで、じつはたいしたことないわけですよ。ただ不毛な毎日に嫌気がさして、少しでも変化を所望する、そんな病的とでも言おうか、昨日までとの違いって奴に飢えているわけですね、これが。

 ということで標題の話はもう終わりにして、今夜は、僕の好きなとある作品について語りたいと思います。それはこれです。

 孤狸庵閑話

 もちろん読者好きのみなさんならご存じですね。えっ、知らない? とんだすっとんちき野郎ですね。孤狸庵閑話と書いて、「こりゃあかんわ」。歴史に残るであろう名作です。もうずいぶん昔の作品ですが、まあ例えて言うなら、僕のバイブルなわけです。まだはなたれ小僧だったころ、涎を垂らしながら、ボロボロになった文庫本を貪り読んだものです。
 この作品、今で言うならブログのようなもので、日々のできごとをおもしろおかしく、巨匠の独特の語り口で綴ったエッセイのような代物です。芥川賞を受賞した作家とはとても思えない、おごらない、きどらない、かっこつけない、最高のエンターテイメント作品なのです。

 
 と言うことで今日もすっかり書き疲れてしまいました。では皆さん、良い夢を。



0 件のコメント :

コメントを投稿