要領を得ないまま入り口で無料の冊子をいただき、いざ会場へ。
(ひえー!)
いきなり圧倒されてしまいました。すごい数のブースです。しかも圧倒的に若者が多い。ジジイはすっかりビビってしまいました。でもせっかく足を運んだことだし、勇気を振り絞ってブースを見て回ります。
(オーマイガッ……)
凄まじい数の本、しかもみんなしっかりと製本されていて、とてもりっぱ。順番に見て回るうちに、KDPでもご活躍の方々も数名発見! まずは犬吠埼一介さん。そう、あのツイッター界の暴れん坊将軍です。
(おやっ?)
どうも様子が変です。暴れん坊将軍の席に、背筋をぴーんと伸ばした文学青年が座っているではないですか。表情も少しというか、かなり緊張気味です。もちろん僕は挨拶に立ち寄りました。
驚きました
なんという礼儀正しい好青年。しかも、本をただでくださると言うではないですか。もちろん、お金を払いましたよ。
本当かよ……
本当です。普段は十円でさえケチる僕ですが、今日の僕はひと味もふた味も違います。ビシッと五百円玉を渡しましたとも。戦利品↓
そしてそのブースのすぐ近くに、見慣れた名前が。そう、幻夜軌跡さんです。黒いTシャツ一枚で、立ちっぱなしで声を張り上げています。さっそく挨拶に向かいました。
感動しました
なんという好青年。爽やかで、しかも漲る熱い闘志がひしひしと伝わってきます。きっと近い将来大変な大物になるに違いないと、僕は確信しました。戦利品↓
コンビニの戦士達外伝は、おまけで貰っちゃいました。申し訳ございません。<(_ _)>
手ぶらで行ったせいであまり多くの本は買えませんでしたけれど、それでもすごい掘り出し物も見つけました。例えば、
紫仙という方の作品ですが、僕なんかよりも10倍上手で、10倍面白いです。これもそうです。
というか、お前が駄目なんじゃねーのか?
そうです。色々と見て回りましたけれど、みんな僕よりも上手で、面白い作品ばかりでした。最初は立ち直れないくらいにショックでしたけれど、次第に闘志が湧いてきました。そして決めました。来春は、僕も参戦します。
は、恥かくぞ、おい……
いいんです。ジジイだって負けていられません。これから頑張って、恥ずかしくない作品を書くのです。
でも問題は、本です。本なんて創ったこともないし、作り方も知りません。それにずいぶんとお金もかかりそうだし……
と言うことで、これから本の作り方を勉強して、お金も貯めます。お陰様で除妖師が(僕的には)売れまくり、恐ろしいことに今現在〈Kindleストア 有料タイトル - 237位〉です。しかも除妖師IIまでもが〈Kindleストア 有料タイトル - 576位〉
夢でも見ているかのようです。まあ、もう二度とこんなことはないでしょうけれど。で、これで稼いだ、いや、皆さまに買っていただいたお金で、本を作ろうと思います。
待ってろよ、文学フリマ
と、今からやる気満々なのです。
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